2Dアクション好きのゲーム日記

ゲームについて書く。2Dアクション多め。

2023年の振り返り:今年遊んだゲームを1万文字で振り返る

 

去年、一昨年は毎月分書いていた雑記記事を、今年はとうとうひとつも書かないまま一年が終わろうとしています。
なので今、ここで全部書く!

今更でもまとめておかないと、いつ何やったかとかすぐ忘れていくから……!

 

2023年の新しく遊んだゲーム一覧

太字:年内発売の新作
リンク有り:レビュー済み

 

書いた記事

 

ロックマンX6

とりあえずツイート……おっと、今はポストと呼ぶんだったか? いやこの時はまだ「ツイート」だったな……ややこしい!
とにかく振り返ってみたら新年早々X6をやっていて「何をやっているんだこいつは……」となった。

アーマーなしエックスで遊ぶのは初めてだったので、その点では新鮮でした。

 

ソリティ馬 Ride On!

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ソリティアと競馬の意外なマリアージュによって驚異的な中毒性を生み出し、3DS DLソフトとして好評を博したソリティ馬Apple Arcadeに登場!
年始から3月くらいまで、空いた時間でちょくちょくやってました。

元々タッチ操作なのでスマホでも快適にプレイでき、中毒性の高さも相変わらず。
一度遊び始めると止められない魅力を持っていました。

3DS版で一度全レース制覇まで遊びきったこともあって今回はそこまでやりこんでおらず、しばらく後にApple Arcadeも退会してしまっているのですが、また何か機会があれば再開したくはありますね。

 

Vengeful Guardian: Moonrider

魂斗羅』風の傑作アクションBlazing Chromeを送り出したJoyMasherの新作ということでプレイ。
今回はロックマンオマージュっぽい要素も多く、悪くはなかったものの……粗も目立って期待してたほどでもなかったかな。
雑な翻訳による珍妙なテキストで笑えたのはX5の味もしましたが……そんなところは真似しないでよろしい!

レビューはせっかくなので『Blazing Chrome』も紹介したいと思い、2本セットにしました。

『Blazing Chrome』&『Vengeful Guardian: Moonrider』2本まとめてレビュー - 2Dアクション好きのゲーム日記

 

魂斗羅 ザ・ハードコア

Blazing Chrome』を遊びなおしたら魂斗羅もやりたくなってきたので、Switch Onlineで遊べるようになっていたメガドライブ魂斗羅 ザ・ハードコアもやりました。
前に遊んだSFCの『魂斗羅スピリッツ』がべらぼうに難しかったので結構身構えつつ遊び始めたのですが、やってみると案外簡単でスムーズにクリアできました。

 

メトロイドII RETURN OF SAMUS

Switch Onlineでゲームボーイも遊べるようになったので、せっかくだからとやってみたのがメトロイドⅡ』

この時代のマップ画面すらない探索アクションは正直かなり厳しいので、どこでもセーブや巻き戻し機能を使いつつ、攻略サイトの情報も頼ってプレイしていました。
遊ぶっていうか当時の雰囲気を味わって歴史を勉強しようみたいな趣旨が強いですね。

リメイク作品である『サムスリターンズ』と類似するマップ構造も見られて面白かったのでそちらも再プレイしようかと思ったのですが、結局やらず終いでした。

 

DRAINUS

Team Ladybugの新作2DSTGがSwitchに登場!
STGは苦手なジャンルなのですが、本作はエネルギー弾を吸収するシステムや自機を強化できる要素があるなどカジュアルな設計になっており、程良い難易度で楽しく遊べました。

Team Ladybugといえば主に探索型の2Dアクションというイメージでしたが、こういう作品もさらりと作ってしまうあたり、より信頼感が高まりますね。

 

Grim Guardians: Demon Purge

インティ・クリエイツによる、ぎゃる☆がんシリーズのヒロインを主人公にした悪魔城風の2Dアクション。
色々あって今は『グリム・ガーディアンズ デーモンパージ』が正式名称のようですが。

同じく悪魔城ライクの『Bloodstained: Curse of the Moon』シリーズが抜群に面白かったので期待して購入。
実際アクションゲームとしては『CotM』をベースにマイルド調整された感じで、期待以上でも以下でもないものの無難に面白かったのですが、ストーリーの『ぎゃる☆がん』的なノリがヒドすぎて正直ついていけなかった!

とりあえず1周クリアして、探索要素を進めるとエンディング分岐しそうな雰囲気があったものの、そこでプレイを断念。
それ以来なんとなく話題にしづらくて、レビューも結局書いてませんでした。
という経緯があったことをここに書いて供養とする! 次!

 

ソニックカラーズ アルティメット

Wi版を当時プレイしたことがあり、思い入れのあったソニックカラーズのHDリマスター版。
サクッと遊べる内容だった記憶があったので、空いた時間にちょっとやってみるかと思いだしがてらプレイしていました。

Wii版はWiiのゲームとしてはグラフィックが綺麗で「こんなに作り込まれた背景を一瞬で駆け抜けてしまうなんて贅沢だな」などと思っていたのですが、それがより美麗になって、しかもSwitchなら携帯モードで持ち歩けるのだから時代も変わるものです。

 

ゼノブレイド3

昨年から長いことやっていたゼノブレイド3』もこの辺のタイミングでクリア。
クリアまでだけで100時間超えてたので本当にとんでもないゲーム……
これだけのボリュームでひとつの世界観をたっぷり細かに描写されると、没入感やキャラへの愛着もかなり強くなるものですね。

終盤、広げた風呂敷を畳みにかかってからはちょっと失速感もあったものの、メタフィクション読みできる部分もあって最終的には結構好きなストーリーでしたね。
ちょっとネタバレですが『夢をみる島』とか『アンリアルライフ』みたいな……

クリア後もクエスト回収や最強ボス攻略なんかでまだまだ遊んで、それでも遊び入れなかったので120時間くらいで一旦切り上げました。
その後さらにDLCで追加シナリオが配信されたわけですが、それは後述。

 

Splatoon3

『Splatonn3』ではエキスパンション・パスが配信され、ホームとしてハイカラシティに行けるように。
初代からやっているプレイヤーとしては嬉しいアップデートですね。

ただ、最近はバトルもバイトもほとんどしてなくて、フェスのときだけ起動してシオカラーズやすりみ連合の写真撮るだけになっちゃってますが……
まぁこうやってイベントだけ楽しんでるイカもいることでしょう、あの世界には。

 

メトロイド

ちまちまと進めていた『メトロイドⅡ』が終わった後、もう本編メトロイドで残ってるのがこれだけになったのでせっかくなら網羅しとくか……と初代メトロイドもプレイ。
ゲームボーイの『Ⅱ』以上に似たようなマップ、素材の使いまわし感が強く、マップ構成でもアクション面でも『Ⅱ』は結構進化していたらしいことが伺える内容でした。

メトロイドというシリーズは探索をより遊びやすく、アクションをより洗練させるように進化してきたシリーズなのかも、ということを考えさせられましたね。

 

重装機兵ヴァルケン DECLASSIFIED

スーパーファミコンの名作ロボット2Dアクション、重装機兵ヴァルケンの現行機移植。

ロボらしい重量感のあるアクション、地道な試行錯誤の末に上達を実感できるレベルデザイン、戦争を描いた重厚かつ王道なストーリーや細かな演出など、なるほどこれは現代まで語り継がれるだけはあるなと思える内容でした。

まぁそうはいってもクレジット3つでゲームオーバーになったら最初から、というのは当時としても比較的厳しい部類に思われるので、やっぱりステートセーブ機能は遠慮なく使わせてもらいましたが……
こういうのがあるから遊べる人が増えるんだなぁと、しみじみ思わされますね。

 

ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション Vol.1

待ちに待った奴が来た!
当時は私もリアルキッズで、5と6をプレイしてドハマりしていたのでコレクションでの移植は待ち望んでいたものでした。

5と6以外は初見なので新鮮な気持ちで1から始めましたが、まだバランスは粗削りながらも基礎部分は完成しているバトルチップによる戦略性とアクション性を両立した戦闘や、シナリオの進行に応じて細かく変化するユニークなノリのテキストなど、「そうそうこれが面白いんだよな……」と思い起こさせてくれました。
ちょくちょく鋭いネットワーク社会描写もありつつ、科学省もWWWもセキュリティがガバガバすぎて大惨事になってたりするのも今見るとだいぶ味わい深い。

 

3まで遊んで特に気に入ってるのは、2の飛行機編と3の湾岸病院編かなぁ。
前者は狭い空間に詰め込まれたテキスト更新頻度と各キャラ付けの密度、後者はシンプルに泣かせにかかる展開が良かったですね。
病院の電脳のいちいちバトルチップ消費させるギミックは正直どうかと思ったけど……!

3クリアで止まっちゃってるので、そろそろ再開してVol.2に進みたいところですね。

 

GOODBYE WORLD

エグゼ1のクリア後に、何か短いゲームを一回挟みたいと思って『GOODBYE WORLD』をやってしまったのが運の尽き。
聞いていた通り2時間に満たない短いアドベンチャーゲームでしたが、その短時間で私の精神のセンシティブな部分をめった刺しにされ、「情緒がめちゃくちゃになる」という普段軽く使っている言葉の真の意味を心から理解することになりました。

何なら今もまだ気持ちの整理はついておらず、感想記事を書こうとしてなんにもまとまらないままほったらかしになっています。
もう少し時間をください。

一応断っておくと、私が個人的な事情によって作品の内容が以上に突き刺さっているだけなので、他の人がやったら普通に面白いゲームなのではないかと思います。多分。

 

ゼノブレイド3 新たなる未来

ゼノブレイド3』DLC追加シナリオ。

過去作の主人公達が登場して本編の補足もしつつ、逆に謎が深まった部分もあり……
ただひとつ言えるのは、マシューが非常に良い主人公だったこと。

ガサツで熱血で向こう見ずのようでいて、芯のある言動や無茶を押し通す確かな実力が備わっており、見ていてとても気持ちの良いキャラクターでした。
最初からキャラとして成熟しており、本編のような長編ストーリーには向かないかもしれませんが、短編の追加シナリオには上手くハマっていましたね。

戦闘面でもアーツのコンボをどんどん繋げていくゴリゴリのアタッカーで操作するのが楽しかったですね。
あんまり調子に乗ってるとすぐヘイト買ってボコボコにされたりもしましたが……
レックスもそうだけどアタッカーがやんちゃすぎる!

 

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

100時間越えの大作RPGがようやく一区切りついたかと思ったら、100時間越えのオープンワールドがやってきた……
実際、今年のSwitchのプレイ時間合計のうち、半分近くがゼノブレ3とTotKだったので、ほとんどこの2本に時間吸われてるんですよね。

前作『ブレス オブ ザ ワイルド』をベースに、天空・地上・地底の縦方向でおよそ3倍に広がったフィールド、ウルトラハンドとスクラビルドによる圧倒的自由度が凄まじい作品でした。
トーレルーフやモドレコもわりととんでもない機能で、終始「どうやって実現してんの?」「なんでバグらないの?」「正気?」と我が目を疑うばかり。

何をするにも工作の時間が挟まってしまうテンポ感など、一様に良かったところばかりというわけでもありませんが、遊びの楽しさがそれを上回り続け、あっという間に時間を溶かしてしまいました。

 

クリア後にはラスボスの元へ直行するプレイにも挑戦しましたが、入念に素材を集めてから挑んでもかなり難しく、幾度もリトライを重ねてなんとかクリア。
ゼルダシリーズで縛りを入れてプレイすることはわりとよくありますが、今回のこれはトップクラスの難易度でした。

 

そのまま勢いで、以前一度断念したBotWの方もラスボス直行プレイを敢行。
改めてやるとTotKよりは簡単で、むしろ結構ちょうどいい高難度に感じたりもしました。
ハイラル城内で事前準備が完結するのも手軽で良いところ。

 

Valdis Story: Abyssal City

Twitter(現: X)のフォロワーの推し作品として前から目にしてはいたのですが、この度そのフォロワー自らの手で日本語版の有志翻訳パッチが配信されたとのことで、満を持してプレイ。
ちなみに上のスクショはこのゲームで一番好きなワンシーン。

パリィと回避を駆使して敵の猛攻をいなしつつ、隙を突いてコンボを決める戦闘の魅力に特化した探索アクション。
複数主人公でそれぞれにビルドに幅があるキャラ育成の多様さと、繰り返しプレイするうちに探索ルートの構築もボス攻略も洗練されていくアクションゲームらしい魅力が上手くマッチしており、噛むほど味がよく染み出る一作でしたね。
まぁ4周した今も全然よくわかっていない部分もストーリー・システムともに多数あるのですが………

しかし改めて考えると、おまけモードでない本編で複数主人公がいてそれぞれ成長要素がしっかり作り込まれているというのは、探索アクション全体で見てもわりと珍しい方な気がしますね。

『Valdis Story: Abyssal City』レビュー:多彩なスタイルで強敵に挑め。不親切だがやり応え十分なアクションRPG - 2Dアクション好きのゲーム日記

 

Spiritfarer

Switch版の発売当時に一度プレイしてレビューも書いていたのですが、Switch Onlineのいっせいトライアルで注目が集まったのをきっかけに、思い出しがてら再プレイ。
ついでに自分のプレイ後に追加されたシナリオも見て前よりも物語の解像度を高めることができ、良い再プレイになりました。

人の死というものに、本当に誠実に向き合ったゲームなんだと思えましたね……
プレイ後、以前書いたレビューに感想や修正箇所の追記を行いました。

『Spiritfarer』レビュー:苦しみと向き合う物語。海の冒険と船のクラフト要素も魅力的な一作 - 2Dアクション好きのゲーム日記

 

F-ZERO 99

配信してすぐにちょっとだけプレイ。
レースゲームは普段遊ばないのですが、99人も同時に走ってると細かい順位とかどうでもよくなってくるので、これはこれでカジュアルに遊べて良い感じがしましたね。

 

星のカービィ Wii デラックス

既プレイタイトルのリメイクということでちょっと後回しにしてしまいましたが、新シナリオもあるし年内にはやっておきたい、ということで色々一区切りついたタイミングで手を付けました。

レビューでも書いてますが、思い出の中の形を保ったまま、より色鮮やかに、より細やかに蘇ったグラフィックの再構築が、懐かしくありつつも思い出フィルターを上回る映像美になっていて実に見事。
ボリューム満点のミニゲーム集やマホロアエピローグ、新コピー能力などといった追加要素も満足できる内容で、文句なしの満点リメイクでしたね。

『星のカービィ Wii デラックス』レビュー:色鮮やかによみがえる、2Dカービィの決定版 - 2Dアクション好きのゲーム日記

 

イカゲーム

一大ムーブメントを起こしている大人気ゲーム。
ここ数ヶ月ニンテンドーeショップのDLランキングで1位を独占し続けているので実際かなりヤバい。

普段はゲームをしない母親が珍しくやりたいというので、お古の旧型Switchをあげるついでに自分のSwitchにもインストールしてみましたが、安くてお手軽、ルールもシンプル、でもうっかり始めようものなら「次こそもうちょっと上手くやれそう」が邪魔をして抜け出せない……
なるほど、これはブームになるのも頷けます。

ソリティ馬』もそうですが、ほどほどの運要素で思い通りにならないままならなさが中毒性を生み出していますね。

 

イツカノヨル

本作はUnity1Week、Unityを使って1週間でゲームを作るイベントで公開されたブラウザゲーム
プレイヤーは看守として死刑囚である竜族の少女と最後の5日間を過ごす、という内容なのですが、プレイヤーは目の前にある処刑ボタンを押すことで"いつでも物語を終わらせることができる"という、遊ぶ者の人間性を試されるシステムが特徴的。

全10個のマルチエンドを30分くらいで回収できるコンパクトさでありながら、その中で少女に感情移入させる話運びと、だからこそ際立つ処刑ボタンの存在が人の心を狂わせる。非常にスマートかつ独創的な良いゲームでした。

下記リンクからプレイ可能です。
イツカノヨル | フリーゲーム投稿サイト unityroom

 

スーパーマリオブラザーズ ワンダー

2Dアクションゲームを主に取り扱うブログとしては、やはり1作品くらいマリオのレビューも書いておくべきでは? という思いもあり、『マリオワンダー』もプレイしました。
内容がとてつもなく面白かったことは改めて言うまでもないかとは思いますが、なんか全体的に画面に紫色が多用されてたり、サイケデリックな絵面やギミックがナイトメア現象だったりで、かなりどうでもいいところで勝手にバカウケしたりもしていました。

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違うって。マリオワンダーの方は毒沼であって紫色のマグマとかいう異常現象じゃないんだって。
でも毒なのもそれはそれで面白いので詰んでる。病気。

ゲームの感想の方にあえて一言付け加えるなら、最終最難関ステージの最終エリアのギミックは個人的には許さない派ですね!
理不尽に片足の先っちょを浸らせる程度のものではありますが、何も最後の最後でこんなことやらせなくても……というお気持ち。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』レビュー:奇想天外、摩訶不思議! 退屈ナシの超怪作で超快作 - 2Dアクション好きのゲーム日記

 

幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-

発表当初は「キャラゲーだしあんまりスピード感なさそうだし今回は見送りでいいかな」と思っていたのですが、体験版をプレイしてみたら探索アクションとしてかなり期待が持てそうな感触だったので、予定を変更してやってみることに。
実際遊んでみても期待以上の内容で、プレイスタイルに幅があるので、続けざまに計4周するくらいハマっておりました。

ただ、レビューでも軽く触れましたが難点としては値段とボリュームでしょうか。
私個人はあまり気にしない方ですが、客観的に見るとやはり同じインティ・クリエイツのタイトルと比べても高いので、ガンヴォルトみたいなトークルームとかあった方がキャラゲー的にも良かったのかもしれません。

モンスターのモチーフが深海生物っぽいので、それがわかる図鑑とかも欲しかったかな。
4周分遊び込んだので、探索アクションとしては満足しているのですが。

『幻日のヨハネ -BLAZE in the DEEPBLUE-』レビュー:魅力をギュッと詰めて遊びやすく丸めた、カジュアルで本格的な探索アクション - 2Dアクション好きのゲーム日記

 

スーパーマリオRPG(Switch版)

まさかリメイクされるとは思っていなかったタイトルだったので、発表時はビビり倒しました。遊んだらあまりに理想的なリメイクだったのでさらにビビり倒しましたが……

元々疑似3Dだったのが真の3D化を果たし、思い出の中の形を保ったまま、より色鮮やかに、より細やかに蘇ったグラフィックの再構築が、懐かしくありつつも思い出フィルターを上回る映像美になっていて実に見事。
モンスター図鑑やクリア後の再戦ボス、下村陽子氏本人による楽曲アレンジなどといった追加要素も満足できる内容で、文句なしの満点リメイクでしたね。

さっきも同じようなこと書いた気がするな……?
でも本作、本当に思い出に最大限寄り添ってくれていて、特にエンディングの演出はあまりに「粋」すぎて涙が出てくるほどでした。

ありがとう任天堂……

 

御伽活劇 豆狸のバケル ~オラク祭太郎の祭難!!~

ついに出た! グッド・フィールの完全新作3Dアクション!
全47都道府県のステージがあるという事前情報は聞いていたのですが、実際やってみると1ステージがしっかり作り込まれている上に47都道府県以外のステージも普通にあるわで、なかなかのボリュームが期待できそうな内容です。ギミックも盛り沢山。

現在の所は16ステージまで進め、そろそろ序盤は超えたかという辺り。
『モンキーバレルズ』が非常に面白かったのでそっち寄りの難易度調整もちょっと期待していたのですが、今のところの印象としては『毛糸のカービィ』ほどではないにしろ難易度はゆるい感じ。
まぁ50ステージ以上あるのにそんなに難しくても困るか。

どちらかというと、処理負荷で安定しないFPSやロード時間の長さなど、パフォーマンス面での難点が気になるところ。
グッド・フィール」の名に恥じない「いいかんじ」、もうちょっと見せていただきたい……!

 

総まとめ

今年は任天堂……とりわけ、マリオとゼルダが強かったですね。
マリオに関しては映画もありましたし。
来年もプリンセスピーチにペーパーマリオRPGリメイクにと、まだまだ勢いに乗っていく様子なので、存分に楽しませてもらいましょう。

一年のベストゲームを決めるとなると、やはりゼルダの伝説 TotK』、2Dアクションに限れば『マリオワンダー』になるでしょうか。
ベタすぎるチョイスですが、仕方ない。実際面白すぎたので。
あとはそもそも仕事が多忙だったのとゼルダとゼノブレ3に時間を取られすぎたせいでベタなタイトルしか遊べていないのもありますが……

大作をガッツリやるのも楽しいものの、来年はもう少しインディーのアクションとかアドベンチャーゲームを手広くやっていきたいですね。
なにせ積みゲーが多すぎる!
その上年末セールでもまた増やしてしまったので……

とはいえ何をするにしても、まずは英気を養いたいところ。今年はちょっと、疲れすぎた……
皆様もお体には気を付けて。よいお年を~