はじめに
商品情報
プラットフォーム:Nintendo Switch
初リリース日:2023/02/24
価格:6,578円(税込)[パッケージ版]
本作は、2011年に発売された『星のカービィ Wii』のリメイク作。
基本的にオリジナル版に忠実なリメイクでありつつ、追加要素もふんだんに盛り込まれた、まさに「デラックス」な豪華版となっています。
せっかくなので、最初にオリジナルの『星のカービィ Wii』についての思い出話もちょっとさせてください。
『星のカービィ Wii』は、『星のカービィ』シリーズの据置ゲーム機向けの本編新作としては2000年の『星のカービィ64』以来、実に11年ぶりとなる作品でした。
もちろんその間も携帯機のGBAやDSを中心にシリーズ展開は続いていましたが、シリーズの生みの親である桜井政博氏が2003年にハル研究所を退社したことや、開発が報じられていたGC版の新作が一向に続報の無い状態だったことなどが重なり、シリーズの先行きを不安視する声が多く見られた時期として記憶に残っています。
自分としても、その間に唯一本編完全新作として出ていた『参上! ドロッチェ団』に対して、従来のシリーズにあった奥行きのある世界観を感じられなかったり、外伝とはいえ久しぶりの据置新作である『毛糸のカービィ』もまた、クオリティは高かったものの徹底した低難易度路線が求めている方向性とは異なっていたことなどから、どうにもシリーズ展開に対して消化しきれない思いを抱えていました。
同期間の作品の中でも『ウルトラスーパーデラックス』など期待に応える作品もあったため、シリーズから心が離れるということはありませんでしたが、同作はあくまでリメイクですし、そもそもリリースされた作品数が少なかったことなどもあり、GC版への期待、あるいは未練は断ち切れないものでした。
なによりも、『64』のように据置機のリッチな3Dで描かれるカービィの冒険に、憧れを強く残していたのです。
表面上はシリーズとして存続していても、水面下では不安と混迷が確かに渦巻いている……そんな時期でした。
そしてそんな時に、彗星のごとく現れたのが『星のカービィ Wii』でした。
2011年初頭にゲーム映像と共に正式発表され、そのまま年内に発売。
突然のことに当時は夢かと思いましたが、実際に手に取ったそのゲーム内容は、アクション性、ストーリー、グラフィック、BGM、いずれの面でも高いクオリティを誇り、まさにこれこそが『星のカービィ』完全新作であると、長年にわたる期待に応え、そして不安を拭い去るに足る渾身の一作でした。
待ち望んでいたものが、ついにやってきたのです。
『Wii』が作り出した『星のカービィ』の新たな作品フォーマットはその後のタイトルにも引き継がれ、2022年に3D化を果たした『ディスカバリー』が発売されるまでの10年間のシリーズ展開を支える礎となりました。
そんなシリーズのターニングポイントであり、個人的にも強い思い入れのある作品がリメイクとして現代によみがえる。
そんな知らせを目にしたときは、それはもう喜んだものです。
それと同時に、10年以上の年月が経ったことにも驚きましたが……
星のカービィ Wii デラックス [Nintendo Direct 2022.9.13] - YouTube
前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回はオリジナル版の『星のカービィ Wii』を当時にプレイした人間によるレビューになります。
レビュー時点で100%クリアしており、プレイ時間は25時間ほどです。参考までに。
ゲーム概要
ストーリー
宇宙に輝く美しく小さな星、"ポップスター"。
そしてそこに暮らす、ごぞんじピンクのまん丸ヒーロー、"星のカービィ"。
ある日のこと、ポップスターの空を割って宇宙船が不時着してきました。
偶然その場に居合わせたカービィは、船に乗ってやってきた旅人、"マホロア"と出会います。
どうやらマホロアの船、"星船ローア"は破損しており、バラバラになったパーツがポップスター中に散らばってしまった様子です。
困っている人がいたら、見捨てられないのがカービィです。
故郷に帰れなくなってしまったマホロアを助けるべく、カービィはポップスターを駆け巡り、パーツ集めの冒険が始まります。
これぞ王道 オーソドックスな2D『星のカービィ』
本作はステージを選んで1つずつクリアしていく形式の2Dアクション。
『星のカービィ』シリーズの伝統的スタイルです。
全体のゲーム進行やステージ選択画面の雰囲気などは『夢の泉の物語』に通ずるものがありますね。
主人公であるカービィの能力は、まずは食いしん坊のカービィらしい「すいこみ」に始まり、すいこんだものを星型弾にして発射する「はきだし」、そして「のみこみ」によって敵の能力を得る「コピー能力」。
本作のコピー能力は、コマンド入力によって多彩な技が繰り出せる『スーパーデラックス』を踏襲した作り。
全26種類のコピー能力がそれぞれ個性的なアクションを持つことによって、非常に多様なプレイスタイルを生み出しています。
また、各ステージにはローアから落ちたパーツの破片、"エナジースフィア"が隠されています。
『2』や『3』、『64』などのようなストーリーを進めるのに必須のものではありませんが、集めることでローア内部の施設が解放されていきます。
入手にはコピー能力やステージギミックを活用することが多く、やりこみ要素のひとつとなっています。
このように本作、もとい『星のカービィ Wii』は、シリーズのオーソドックスなスタイルを軸に、それまでの従来作の良いとこ取りをしつつ一本にまとめ上げており、『ディスカバリー』以前の2Dカービィの中でも特に王道と言える作品となっています。
『星のカービィ Wii』からの魅力
強くてかわいい まん丸ヒーロー
『Wii』ならではの要素として、まず挙げられるのが「スーパー能力」の存在です。
スーパー能力は圧倒的な力を持つ特別なコピー能力で、特定のステージに現れる虹色に輝く敵から入手することができます。種類は全5種類。
その魅力はなんといっても、あらゆる敵を蹴散らし、ステージすらも破壊する抜群の爽快感。
うーん、カッコいい。
私は常々、カービィはかわいいだけのマスコットではなく、それ以上にヒーローなのだと考えていますが、スーパー能力の爽快感とヒロイックな演出はそれを強く実感させてくれます。
いや、やっぱりかわいさも捨てきれない……
強くてかわいいまん丸ヒーロー、それが星のカービィです。
ゲーム内容の方に話を戻すと、後半はスーパー能力を活かしたステージギミックも登場し、簡単なだけではない仕掛けも色々増えていきます。
また、スーパー能力の力を振るった後は、逆にすっぴん状態で攻略する"異空間ロード"とその最奥にいる中ボス"スフィアローパー"との戦闘もセットになっており、普段コピー能力に頼っていると忘れがちなすいこみ・はきだしアクションの面白さも思い出させてくれます。
「いつもの4にん」の冒険譚
本作は最大4人でプレイ可能。
コントローラーを繋げば、ステージ中でもいつでも参加と離脱ができます。
2P以降の操作キャラは、色違いカービィの他に、デデデ大王、メタナイト、バンダナワドルディといったおなじみの面子から選ぶことができます。
余談:よく考えたらバンダナワドルディに関しては『Wii』発売当時としては「おなじみ」というほどでもなく、プレイアブル化はむしろかなりの大抜擢という印象でしたが、今ではすっかりいて当たり前なのだから感慨深いものです。
1人プレイの場合でも、クリア後のボスラッシュモード「格闘王への道」では、一度クリアするとカービィ以外のキャラも使用可能になります。
マホロアとハルカンドラ
さらに忘れてはならない、というより忘れられない存在が本作のキーキャラクターであるマホロアです。
後続作品でもわりとちょくちょく出てくるせいで、今ではすっかりおなじみの準レギュラーくらいの立ち位置になっているマホロアですが、『Wii』は彼の初登場となる作品です。
拠点となるローアには度々立ち寄ることになりますが、そこではマホロアに話しかけることができ、胡散臭くもどこか憎めないキャラクター性を垣間見ることができます。
ゲーム中で積極的に台詞が用意されるキャラはわりと少ないシリーズなので、それだけでも存在感がありますが、特に興味深いのは彼の故郷として語られ、物語後半で実際に訪れることになる"ハルカンドラ"の存在。
作中で語られる内容は情報量的にはそれほどでもないものの、他のシリーズ作との関連性が匂わされており、現在のカービィシリーズのSF的側面の根幹を担っていると言っても過言ではありません。
本作の内容に目を通しているか否かでカービィ世界の解像度がガラリと変わるため、そういった世界観の奥行きを感じられるという点でも、本作はシリーズにおいて見逃せない一作となっています。
間口は広く 奥行き深く
低難易度で間口の広く、遊びやすい作風で知られる『星のカービィ』シリーズ。
本作もその例に漏れず、アクションゲームとしては非常にやさしい作品となっています。
もちろんゲームが進む中で段々と難易度は上がっていくものの、少なくとも本編クリアを目指すだけなら、それほど小難しいテクニックは求められません。
また、本作『Wii デラックス』ではさらなるサポート要素として「おたすけマホロア」が追加されています。
機能をONにすると、穴に落ちてもマホロアがひっぱり上げてくれたり、苦戦した時にアイテムやコピー能力のもとをくれるなど手厚いサポートをしてくれるようになります。
もちろん、機能はON/OFF切り替え可能です。
一方で本シリーズは、間口の広さだけでなく奥行きの深さとの両立も目指し、様々なやりこみ要素を備えたシリーズでもあります。
『Wii』においては、本編におけるエナジースフィアの収集に始まり、本編を高難度化した「エクストラモード」やシリーズおなじみのボスラッシュモード「格闘王への道」などがそれにあたりますが……
個人的に、特にやりこみがいのある要素としてオススメしたいのが、「チャレンジステージ」の存在です。
チャレンジステージは特定のコピー能力に対して専用のステージが用意され、クリアまでの時間と倒した敵の数、道中で集めたコインの数によってクリアランクが付けられます。
ランクゴールドまでならそれほどでもありませんが、最高ランクのプラチナを目指すとなると途端に難易度が跳ね上がり、各種コピーの技や特性を理解してルート取りを練ることはもちろん、コピーによっては秒単位で動きを切り詰め、一瞬の操作ミスも許さないほどの最適化が必要になります。
難しい分、頭に描いた動きを完璧にこなしてプラチナランクを取った時の達成感は格別です。
チャレンジステージはオリジナル版『Wii』からある7種類に、後述の新コピー2種を追加した全9ステージ。
腕に自信のある方は、是非プラチナランク獲得に挑戦してほしいところ。
エクストラモード ウィングチャレンジ#星のカービィWiiデラックス #NintendoSwitch pic.twitter.com/hNBHmtFNaO
— 紅茶 (@tea_creates) 2023年10月14日
個人的には「ウィング」のチャレンジが空中を軽やかに駆ける爽快感があってお気に入りです。プラチナランクのボーダーもそこまで厳しくないですしね。
リメイクによる追加要素・改善点
思い出の形そのままに 思い出以上の色鮮やかさで
ここからはリメイクによる追加要素や改善点について触れていきます。
まずはやはり、グラフィックの強化です。
背景の描き込みはより細やかになり、
ライティングによる光の色味や明暗の表現も進化しました。
全体的なシルエットこそ思い出の形そのままですが、ディテールが詰め込まれ質感は大きく向上し、思い出以上の色鮮やかさで描かれるようになりました。
オリジナル版を知る身としては、懐かしさと新鮮さが同居する、不思議な感覚がありますね。
また、オリジナル版からの変更点として、キャラにアウトラインが付くようになりました。
個人的にはこういうアウトライン表現は不自然に感じられて『スマブラfor3DS』でもOFFにしていたくらいだったので、本作のそれも最初に見た時はピンと来ていなかったのですが……実際にプレイして動いているところを見ると、思いのほか『Wii』の画面と親和性が高く、なかなかどうしてこれ以外無いなと思える表現でした。
カービィのポップなキャラデザにアニメ調の表現がピッタリ合っていますし、何より視認性が抜群に良い!
ディテールの増した複雑な背景の中でも、キャラの位置がはっきりわかります。
改めて『スターアライズ』と比較してみたら、圧倒的に見やすくなっていて驚きました。
リアル寄りの質感の『スターアライズ』とは元々のデザイン密度に差があるというのももちろんありますが、『スターアライズ』が30fpsなのに対し、本作は60fpsというのもあってプレイ中の体感はかなり異なります。
やはり2Dアクションは60fpsあってほしいものですね。視認性は大事。
スーパー能力「ウルトラソード」使用シーン#星のカービィWiiデラックス #NintendoSwitch pic.twitter.com/D5UCw06dds
— 紅茶 (@tea_creates) 2023年10月14日
また、スーパー能力入手時の演出も強化されており、より勇ましく、コピーによってはよりかわいらしい変身モーションに進化していました。
結構作中で繰り返し見る演出なので、パワーアップは嬉しいところ。
実はオリジナル版と同様の変身モーションを行う場面もあるのですが、その場面チョイスもまた、ツボを押さえていて良いものでした。
新たな2つのコピー能力
本作ではオリジナル版にはなかった、というか今回初登場となる新コピー能力が2つ追加されています。
レーザーや機雷など様々な武装で戦う「アーマー」と、砂を操る「サンド」です。
いずれも強力なコピーですが、特にサンドの強さはちょっと異常なレベル。
通常攻撃は威力・範囲・連射力に優れ、上方ため攻撃は全弾当てれば敵の体力をごっそり削れる超火力。さらには完全無敵ガードとその状態から無敵状態で周囲にまぁまぁのダメージを当てながら飛び出す技まで備えており、隙がありません。
元々の本作の強コピーであった「リーフ」にもひけをとらない……どころか、個人的にはむしろ勝っているまであります。
ただ強すぎる反動かチャレンジステージの難易度もかなり厳しめ。
先述の通りサンドとアーマーにもチャレンジステージが追加されていますが、サンドでプラチナランクを取るにはは敵の全撃破+コインコンプリートは前提として、タイムもかなり切り詰めなければならず、一切妥協が許されません。
何度もリトライを重ねて達成しましたが、かなりの高難易度設計でした。
何事も代償がつきものということでしょうか。
わいわいマホロアランド
残る目玉の追加要素は、いずれもマホロア関連。
まず一つ目は「わいわいマホロアランド」
平たく言えばミニゲーム集なわけですが、歴代シリーズから選抜された8種+新作2種の全10種という豪華ラインナップ。
いずれも最大4人での対戦が可能であり、ちょっとしたパーティゲームみたいになっています。
『Wii』であった『ガンガンバスターズ』が無いのは残念でしたが……
『64』の『おちおちファイト』、『鏡の大迷宮』の『ギガトンパンチ』、『ドロッチェ団』の『スマッシュライド』など、歴代の数多くのミニゲームからの選りすぐりはもちろんのこと、新作の『みつけて! マホロア図書館』や『ガンガンブラスターズ』もいずれ劣らぬ出来栄え。
特に良かったのが『マホロア図書館』
マホロアが示した本と同じ色、同じ模様の本を探し当てるというかるたのような内容ですが、時々色だけが先に示されて後から模様がわかったり、後半になると同じ模様の本が複数出てきて得点も2倍になるなど、緩急の付け方や駆け引きと運要素のバランスがちょうどいい具合でした。
また、各種ミニゲームにはミッションが用意されており、条件を満たしてリストを埋めていくことがやり込み要素となっています。
クリア達成率100%の条件にも含まれているため、全100個のミッションを達成する必要がありますが……結構難しいものも多く、私の場合は全達成までに4時間くらいかかりました。
複数人でわいわいと遊ぶのももちろん楽しそうですが、1人プレイでもわりとやり応えのあるモードになっています。ミニゲーム集と侮るなかれ。
マホロアエピローグ 異空をかける旅人
最後に紹介するのは、本編クリア後に解禁される、マホロアを主人公としたモード。
本モードのマホロアの性能は概ね『スターアライズ』での登場時に近いものになっていますが、モード開始時のマホロアは傷つき多くの能力を失っており、かなり弱体化した状態です。
そのため、道中で「魔力ポイント」を集め、ポイントを使ってマホロアを徐々に強化したり、ボスを倒して新たな技を獲得しつつ進む内容になっています。
概要だけ書くといわゆるメトロイドヴァニアっぽい感じもしますが、本モードも本編と同様のステージクリア型です。
おまけモードということもあり、ステージは本編と比べると数は少なく個々の長さも短め。
終盤は手強いボスも出てきたりはしますが、スムーズに進めればだいたい2時間程度でクリアできます。
1ステージクリアするだけでもポイントが貯まってわりとテンポよく強化できるので、短い内容ながらも強化を重ねていく楽しさはしっかりあります。
また、本モードではコンボの概念があり、途切れずに連続で攻撃を敵やブロックに当て続けてコンボを繋ぐことができれば、コンボ値に応じて魔力ポイントを獲得することができます。
ステージ内でいくらポイントを稼げたかでランクが付けられるシステムもあり、やりこみ要素のひとつとなっているため、コンボを長く繋いでたくさんポイントを稼ぐことが求められます。
マホロアの強化を重ねればコンボも繋ぎやすくなるため、最初は低ランクしか取れなかったステージに後で再挑戦し、高ランクを狙うとともにポイントを稼ぐ、というようなことも可能です。
もちろん、ストーリーも注目ポイント。
先述の通り短い内容であり、ストーリーも言葉少なめに語られるのみですが、随所に本編との対比が効いており、マホロアがカービィと同じ「旅人」であり、対になる要素を持つキャラクターであることに気づかされる内容でした。
本作は「真・格闘王への道」でもテキストの追加がありますが、それも含めて全体的にマホロアが『Wii』本編後~『スターアライズ』で「ベストフレンズ」を名乗り出すまでの行間をひたすら埋めてくるような内容でしたね。
マホロアファンは必見というほかないでしょう。
ちなみに、本作の「真・格闘王への道」はエクストラモードとマホロアエピローグの追加ボスを両方まとめた内容になっており、全21連戦という歴代最長のボリュームになっています。
全体的なボリュームアップにより、クリア率100%への道のりはオリジナルの『Wii』より長く険しいものになっていると言えるでしょう。
総評
原典の『星のカービィ Wii』は、元より『星のカービィ』シリーズの歴史において非常に重要な作品でした。
しかし発売から時が経ち、ハードが2世代も変わった近年はなかなか気軽にはオススメできない状況になっていました。
それが今、Nintendo Switchにおいて、最新のゲームとして恥じないクオリティで、より美しく、
より遊びやすくより奥深く、そしてより豪華な「デラックス」になって復活しました。
3D化で新たなスタートを切った『ディスカバリー』は別としても、従来の2Dカービィシリーズの中ではます1番にオススメしたい、決定版と言っていいタイトルだと思います。
オリジナル版の『Wii』やマホロアというキャラクターに思い入れのある人はもちろん、これから初めてカービィシリーズに触れる人にも、ストーリー面でもアクション性でもシリーズの入り口として是非とも遊んでいただきたいところです。