2Dアクション好きのゲーム日記

ゲームについて書く。2Dアクション多め。

『メトロイド ドレッド』レビュー:15年越しの期待に応える、本家本元の探索2Dアクション

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ずっと待ってた完全新作。

 

 

概要

メーカー:任天堂 / Mercury Steam Entertainment

プラットフォーム:Nintendo Switch

初リリース日:2021/10/8

価格:7,678円(税込)[パッケージ版] / 7,600円(税込)[DL版]

公式サイト:メトロイド ドレッド | Nintendo Switch | 任天堂

メトロイド』シリーズの最新作。

「2Dメトロイド本編の完全新作」という意味合いでは、2002年(日本では2003年発売)の『メトロイド フュージョン』以来、実に約19年ぶりとなるタイトルです。

外伝の『メトロイドプライム』シリーズやリメイク作は発売されていたものの、本編の続きが描かれるのはようやくのこと。

 

元々『ドレッド』の構想自体は15年ほど前から存在していたようで、当時のファンの耳にもその噂は届いていました。

しかし、当時の技術ではコンセプトを十分に実現できず、あえなく開発は断念。

そのまま2Dメトロイドの新作が出ない状態が続き、『ドレッド』は待ち望まれつつも発売されることのない幻の開発中止タイトルとなっていました。

 

そんな状況を一変させたのが、Mercury Steam Entertainment任天堂との出会い。

Mercury Steamはその高い技術とメトロイドへの深い理解でもって、『メトロイドⅡ』のリメイク作『メトロイド サムスリターンズ(2018年発売)任天堂と共同開発し、長い眠りから2Dメトロイドを見事に復活させました。

『サムスリターンズ』も傑作なので、遊ぼう!

 

Mercury Steamの協力があれば『ドレッド』も必ず完成させられると確信を得た任天堂は、眠っていたプロジェクトを再スタート。

そして2021年6月16日、15年の時を経て、『ドレッド』はついに正式発表されます。

このPVが公開されたときのファンの盛り上がりといったら……!

 

さて、そんな15年分の重い期待を背負った本作。

自分としても、『サムスリターンズ』がべらぼうに面白かった分、尚更本作には多大な期待をかけていました。

インディーのハイクオリティな探索型2Dアクションが多く遊べる昨今において、本家である『メトロイド』が何を見せてくれるのか……という部分で注目していた人も多いはず。

結論から先に書きましょう。

本作は歴代でも最高の……オモロイドです。

 

メトロイド』シリーズとは?

一応言っときますけど、私じゃなくて公式ですからね。最初に「メトロイド オモロイド」とかCMで言い出したのは!

しかし実際のところ、スマブラでサムスは知っているけど『メトロイド』というゲームについては良く知らない……という人も多いことでしょう。

ざっくり言うと『メトロイド』シリーズとは、銀河最強のバウンティハンター"サムス・アラン"が、人口生命体"メトロイド"を巡る戦いに身を投じていく、探索型の2Dアクション。

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※画像は『スーパーメトロイド』より。
左のひとがサムスで、右のクラゲのようなのがメトロイド

外伝やリメイクを除く本編シリーズは1986年の『メトロイド』から始まり、そこから『メトロイドⅡ』『スーパーメトロイド』『メトロイド フュージョン』と続いて、本作は5作目です。

 

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「マップを探索する」→「新たな能力を獲得する」→「手に入れた能力によって探索範囲が広がる」→「さらにアイテムを集めて徐々にサムスを強化していく」というサイクルで進行していくのが基本スタイル。

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新能力の入手直後に、実践の場を用意して自然と慣れさせるのも『メトロイド』流

広く入り組んだマップの中から、現在の能力で進める順路を探し当てていく面白さ。

その道中の寄り道で、エネルギータンクなどの強化アイテムを拾い集めるちょっとした楽しさ。

正解のルートを辿り、新たな能力を得た時の達成感。

サムスが強くなるにつれ、探索範囲もどんどん広がっていく喜び。

昨今では、こうした魅力を備えた探索型の2Dアクションを総称してメトロイドヴァニアと呼ぶ風潮があります。

そのジャンル名が示す通り、メトロイド』は探索アクションの代表作であり、スタイルを確立させた始祖とも言える存在であります。

ちなみに「ヴァニア」の部分は、同じく探索アクションの代表的存在である『キャッスルヴァニア悪魔城ドラキュラ)』シリーズから取られています。

 

その他の『メトロイド』シリーズの特徴的な要素としては、

  • 不気味なクリーチャーが蠢く地下洞窟や、廃棄された科学施設などを舞台に孤独に探索するシチュエーション。
  • 言葉は少ないながらも、心に残るストーリー。
  • ビームやミサイルなどの遠距離武器を主体としつつ、能力を得ることで最終的に動くだけで敵を蹴散らすほどになる強化シーケンス。
  • 強化はアイテムの収集によってのみ行われ、レベルアップなどのRPG要素は無し。純粋なアクションゲームである。

といったところ。

上級者の間ではテクいシーケンスブレイクが注目を集めることもあります。

 

フュージョン』の続きの物語

本作では約19年ぶりに、最新の時系列である『フュージョン』の続きの物語が描かれます。

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もちろんシリーズの過去作、特に関わりの深い前作『フュージョン』をやっておくとシナリオの理解は早いですが、「そんな古いゲームやったことないよ!」という人のために、ゲーム開始時に必要な知識の説明は入るのでご安心。

公式サイトではさらに細かく解説されているので、そちらを見るのもオススメ。

 

ひとまず事前知識としては、以下のポイントを押さえておけばOKです。

  • 幼少期に両親を失ったサムスは高度な科学力を持つ"鳥人族"に引き取られ、彼らのDNAとパワードスーツを受け継ぎ銀河を護る戦士となった。
  • また、鳥人族は恐るべき寄生生物"X"への対抗手段として人口生命体メトロイドを生み出した。
  • しかし鳥人族の衰退以後、そのメトロイド自身も銀河の脅威となってしまったため、サムスの手で絶滅させられた。
  • その後サムスはXに寄生されてしまうが、保管されていたメトロイドワクチンによって一命を取り留め、メトロイドの特性を受け継ぐことでXに対抗可能な唯一の存在として生まれ変わった。

 

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本作で描かれるのは、メトロイドとX、鳥人族、そしてサムスを結ぶ因縁に一区切りを付ける物語。

Xは今も実在するのか?

惑星ZDRに降り立ったサムスを待ち受けていた謎の鳥人族の目的とは?

そして戦いの最中、サムスの身に起きた異変の正体は……

様々な謎を含みつつも、全体の流れはシンプル。サムスの台詞もほとんど無く、二言くらいしか喋りません。

しかしその中にサムス・アランという戦士の格好良さ、メトロイド世界の魅力が詰まっており、集大成にふさわしい決着を見せる最終決戦は必見です。

 

優れたマップUIによる、磨き上げられた探索性

ゲーム内容の方も磨き抜かれており、ストーリー進行に合わせた一時的な地形変化イベントやサムスの能力解放状況によって、訪れる度に見え方が変わっていく計算され尽くしたマップ構造は相も変わらず舌を巻く完成度。

何かある度に「今度はここが通れるようになるのか!」と驚かされる仕込みが随所に隠されています。

 

さらに今回は、各エリアマップが広いだけでなく、エリア間をあちこち行き来することも多め。

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進行の合間にナビゲーターの"アダム"と通信が入ることもありますが、『フュージョン』のように細かく行き先を指定されることはなく、探索の行方はプレイヤーに一任されています。あからさまな目的地マーカーも無し。

というと一見難しい印象を受けますが、実際は巧みな言外での誘導によって、過度に迷うことがないよう作られています。

 

その手法は地形の変化や背景に隠された視線誘導など多岐にわたりますが、その中でも特に優れていると思ったのはマップ画面のUI。

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通った道の情報はかなり細かく地形を記録するほか、アイテムの入手状況、通路を塞ぐギミックの種類、各ブロック内に未発見の隠しが残っているか否かまで確認可能。

「新しく能力を手に入れたものの、次にどこへ行けばいいかわからない……」そんな時も、マップを見れば大抵すぐ近くに、新能力で通れるようになった通路を導線として見つけられます。

一応プレイヤーが自分でマーカーを置く機能もありますが、デフォルトの情報が十分すぎるため一度も使いませんでした。

情報が多い分、UIとしてはやや煩雑になった印象もありますが、広く複雑なマップ画面を睨め回して求めるルートを探し出す行為が、まさに迷路を解き明かすような遊びとして成立しています。

こうした優れたマップUIのおかげで、探索ゲームでありがちな「行き先の見当が何もつかなくてマップを端から端まで無策に歩き回る」なんて退屈な時間が一切存在せず、それでいてしっかり探索している気分を味わうことができたのが、個人的には何よりも高く評価したいポイント。

 

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マップルームでは今いるエリアの全体マップが手に入りますが、ここで得られる情報が絶妙に大雑把なのも、プレイヤーの探索意欲を削ぐことなくさりげなくヒントとして成立する最適な加減でした。

先がわかりすぎるとつまらないですからね。

セーブルームの場所は見えるので、これまたこの手のゲームでよくある「セーブポイントがすぐ近くにあったのに見逃した」という悲劇があまり発生しないのも、細かな気配りを感じました。

 

プレイヤーが自分で探索している気分を損なわないようにしつつ、スムーズに進行できるよう言外でさりげなくサポートし、踏破済みエリアの再探索は利便性を追求する。

そこにあるのはひたすらに丁寧な研鑽の賜物であり、本家探索アクションが培ってきたノウハウをもってすればこれほど圧倒的な完成度になる、という事実をまざまざと見せつけられます。

これこそまさに職人芸。これぞ『メトロイド』!

 

スムーズかつスタイリッシュなアクション

また、探索だけでなくアクションの手触りも過去最高の出来です。

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基本的な挙動は『サムスリターンズ』を踏襲し、フリーエイム、メレーカウンターも続投。

遠距離はフリーエイムでじっくり狙い、近距離ではメレーカウンターで攻め込むメリハリの効いた戦闘を楽しめます。

 

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今回は新アクションとしてスライディングが追加。

狭い通路に入る際、これまでモーフボールへの変化を挟んでワンテンポかかっていたところをよりスムーズに移動できるようになりました。

実際触ってみると、今までこれが無かったことに逆に驚くほどの快適さ。

ボス戦でも敵の攻撃を避けるのに活用できたりして、『メトロイド』のアクション性をこれ一つで大きく底上げしています。

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また、前進しながらのダッシュメレーも追加され、よりアグレッシブに踏み込む戦闘が可能に。

基本的に全てのアクションをよりスムーズかつスピーディに実行できるよう調整されており、キレのあるスタイリッシュアクションを思うがままに動かせます。

この操作性の良さと前述の探索性のおかげで、ゲーム中にだらだらした時間が一切ないのが非常に爽快。

強いて言えば、エリア移動のロードはちょっと長く感じるかも。

中盤で手に入る"フラッシュシフト"の登場以降は空中アクションにも磨きがかかり、さながら『ロックマンX』のような動きもできるようになります。最高。

 

プレイ部分だけでなく、ボス撃破などのカットシーンでもサムスのシビれるアクションをこれでもかと演出してくれます。この演出のリッチさは安価なゲームでは中々味わえないところ。

 

難点があるとしたら、ボタンを多く使うゲームであるため、やや操作が煩雑なところ。

同時に複数ボタンを押すシチュエーションも多く、フリーエイムしながらのグラップリングビームとかが特にややこしい。

基本操作に慣れておくという意味で、事前に『サムスリターンズ』をやっておくのも良い手かもしれません。

 

追跡の"恐怖"に立ち向かえ

そして今回は更に、『フュージョン』でも見られた恐怖演出が大きくクローズアップされています。

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本作で新たな敵として登場するのが、"E.M.M.I."と呼ばれる探査機械。

サムスを執拗に狙うE.M.M.I.は強固な装甲で攻撃を一切通さず、捕まってしまえば脱出は困難。一撃であっけなく即死してしまいます。

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コツを掴めばカウンターで抜け出すこともできるものの、
確率は非常に低く、死亡はほぼ確実。

E.M.M.I.は"E.M.M.I.ゾーン"内を徘徊しており、そこから出ることはありません。

しかしE.M.M.I.に見つかってしまうとサムスもゾーンから出られなくなるため、その場合は透過アビリティなどを駆使して何とか追跡を振り切らねばなりません。

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基本的には見つからないのが一番なので、プレイヤーは祈りながら恐る恐る足を進めることになります。

 

このE.M.M.I.ゾーン内での緊迫感と、全体マップにおけるゾーンの配分が絶妙。

どのゾーンも長すぎず短すぎずギリギリ逃げ切れるバランスで、気持ちが落ち着いた頃にまた出てきて探索にいいアクセントを与えています。

 

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そしてE.M.M.I.との追いかけっこは、ただやられっぱなしというわけではありません。

各エリアのどこかに隠された"セントラルユニット"を発見し破壊すれば、一時的にサムスのアームキャノンが強化され、E.M.M.I.を撃破可能な状態になります。

しかし発射にはチャージが必要なため、最適な撃破ポイントを見つけて迎え撃つ必要があります。

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迎撃時は専用のカメラアングルに変化。ゆっくりと迫るE.M.M.I.の無機質ながら不気味な形相が、最後まで恐怖を煽ります。

 

追走を振り切ってセントラルに到達し、見事迎撃に成功した時の解放感は抜群。

バランスの良い配置と、追走劇が同時にE.M.M.I.を追い詰めるための探索でもあり、最後には逆転劇へと転換する一連のシーケンスによって、E.M.M.I.との駆け引きは極上の恐怖体験をプレイヤーに与えてくれます。

 

強敵との戦いも過去最大級

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脅威となって立ちはだかるのはE.M.M.I.だけではありません。

道中はまだそれほどでもないものの、ボス敵はそのどれもが強敵。

毎回2~3回は死んだ覚えがありますが、特に終盤ボスの強さは圧倒的。

『サムスリターンズ』も結構難しいゲームでしたが、本作はさらに一線を画す難易度です。E.M.M.I.にやられた分も含めるとトータルで何回死んだかわかりません。

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エリア1のボスからしてもうわりと強い。

しかし、何度死んでもストレスにならないのが良いゲームの証。

リトライポイントが細かく設置され、ボス戦やE.M.M.I.ゾーンで死んでも直前からリトライできるため、いくらでも快適に挑戦できます。

やり直しの分はプレイタイムに加算されないのも、スピードクリアを目指すのに遊びやすい設計。

 

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何より死亡時に表示される、この自信満々のメッセージ!

実際この言葉の通りなので文句のつけようもありません。

よく観察しつつ色々な武器を試していくと、自然と攻略法が見えてきます。

 

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やられた時も納得感があり、挑戦する度にパターンが沁み込み自身の成長を実感する。

歯応えを求めるアクションゲーマーならば、「これぞ!」という魅力を本作に見つけることができるでしょう。

そうでない場合でも、探索に精を出してエネルギータンクなどを集めていけばいくらか楽になるはずなので、根気よく自分の攻略法を見つけましょう。

 

追記:後日、ハードモードアイテム取得0%クリアも行いましたが、ほぼワンパンで死ぬような縛りを入れてもケチが付かず、緊張感のある戦いをしっかり楽しむことができました。難易度調整の巧みさを補強する情報としてどうぞ。

 

スピブはやっぱり一長一短

以下、重箱の隅をつついているだけなので読み流してほしいのですが……

どこを取っても完璧な出来栄えの本作にも、唯一個人的に好きになれないポイントがあります。

それは、"スピードブースター"を使った謎解き。

本作に限らず従来のシリーズ作に対しても思っていることなのですが、スピードブースターはそもそもの制御が難しい上に知らないとわからないような仕様が多く、ゲーム内でもろくすっぽ説明はありません。

それらのテクニックはクリアする上では必須ではなく、あくまで一部のアイテムを取るための応用的なもの……とはいえ、そもそも自明でない仕様を前提としたテクニックは、裏テクというより単なる説明不足ではないか……と思ってしまいます。

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ここのタンク入手法は複数ありますが、全部知らん仕様が前提でキレ倒しました……

追記:一部のテクニックは公式サイトおよびロード中のTIPSなどで確認できるとの情報をいただきました。ただ公式サイトは誰もが見るわけではありませんし、TIPSも表示される内容はランダムかつ表示時間も短く見逃しがちなので、できればゲーム内のいつでも確認できるところに置いてほしかったな……と思います。

スピードブースター自体は非常に爽快感のあるアクションなだけに、タイトルを重ねるごとにテクニックが先鋭化しすぎているのはどこかで歯止めを聞かせて欲しいのですが……開発側の意向はそうでもないようで、歯がゆいものです。

 

総評

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シリーズ集大成たるストーリー。

計算され尽くしたマップ構造と優れたUI機能、言外の誘導によるサポートが光る探索性の高さ。

『サムスリターンズ』からさらに洗練され、軽快かつスタイリッシュになったアクション。

緊迫感のある追走劇が華麗な逆転劇へと転換する極上の恐怖体験。

リトライ性が高く、かつ歯応えと納得度を両立した難易度調整。

インディー界隈を中心に探索型2Dアクションというジャンルが年々洗練化されていく中、本家本元である『メトロイド』がこれまで積み上げてきた『メトロイド』らしい魅力をひたすら丁寧に磨き上げ、最高のクオリティでぶつけてくるというストロングスタイルでもって存在感を示した事実に唸らされます。

こういうのをまさしく「王道」というのでしょうね。

ロックマン11』などもそうですが、長らく沈黙していた本家がこうして元気な姿をまた見せてくれるのは良いものです。

ありがとう任天堂、ありがとうMercury Steam……

 

参考までに、ある程度メトロイド慣れしている自分の場合、クリアまでの総プレイタイムはおおよそ9時間。100%クリアまでは14時間ほどでした。

ハードモードやスピードクリアのための周回を含めると、もっと増えます。

2D探索アクションとしてはお値段高めの本作ですが、その分リッチに密度の高い体験を味わうことができます。

これを推さずに、他に何を薦めるものがありましょうか。

メトロイドヴァニア」隆盛の今だからこそ、まず『メトロイド』を遊べ!