昨年は仕事やらなんやらで行けなかったデジゲー博、今年はちゃんと行ってきましたよ!
前日にも遊び歩く用事があって疲労が残ってたり、同日開催のゴジラ・フェス2024もハシゴしたかったりであまりじっくりは見て回れなかったのですが、いくつか2Dアクションを試遊することができたのでその中から特に気になったものをピックアップ。
- グリム・ガーディアンズ サーヴァント・オブ・ザ・ダーク
- 魔神少女 エピソード4 届ける想い
- ココロクローバーSUN 超古代の侵略者!!
- Call from the Abyss
- スーパーフックガール ウルトラチャレンジ!!
グリム・ガーディアンズ サーヴァント・オブ・ザ・ダーク
Steam:グリム・ガーディアンズ サーヴァント・オブ・ザ・ダーク
まずはつい先日プロジェクト始動が発表されたインティ・クリエイツの『グリム・ガーディアンズ』シリーズ2作目。
前作がステージクリア型の悪魔城をベースにステージ内のルート分岐で探索・収集要素を足した、同社開発の『Bloodstained: Curse of the Moon』シリーズの亜流のようなタイトルだったのに対し、今作は『月下の夜想曲』以降のように巨大な迷路のようなマップを探索する探索型のアクションになることがPVで示唆されていました。
今回は試遊版ということもあってか勘で進んでいったらすんなりボスまで辿り着くことができましたが、道中のマップも分岐が多くあったり探索の余地がありそうな構造になっていました。
攻撃時にダメージが数値で表示されたり、HPもゲージだけではなく数値で表示されていたりと、RPG要素も追加されていそうな雰囲気がありましたね。
操作感は概ね前作を踏襲しており、やや慣性がありつつ動かしやすいものでした。
ショットで戦うキャラと近接攻撃で戦う2人を切り替えるところも同じ。
ただ今回はロックマンX的なダッシュが追加され、よりスピーディになっていました。
ボス戦ではロックマンゼクスのプロメテみたいな攻撃もあってちょっと笑いましたが、結構被弾しても勝てたので試遊用に調整されていたのかもしれません。
アクションゲームとしては今回もクセ少な目で堅実な出来になりそうな期待が持てましたが、やっぱり気になるのは前作で脱落の原因になったストーリーの『ぎゃる☆がん』要素で……
今回はストーリーの実装は無かったのでその辺りは窺い知ることができませんでしたが、結局そこは実際に発売して評判を見るしかないかな……
魔神少女 エピソード4 届ける想い
続いてはこちらも最近発表された『魔神少女』シリーズの最新作。
『魔神少女』はやったことないんですが、前から知ってはいましたしせっかく試遊できるならとプレイしてみました。
『魔神少女』はロックマン的なアクションとグラディウス的な強化システムを組み合わせたようなゲームと認識していたのですが、今回はグラディウス要素は見られませんでした。単に見落としただけかもしれませんが。
そのためかなりオーソドックスな射撃アクションでしたが、ボス戦が手強かったのが印象的。
硬い敵、避けにくい攻撃、戦いにくい地形という苦戦する要素が揃っており、倒し切れずにゲームオーバーになってしまいました。
シャドウダッシュ的なワープアクションを活用できればもう少し上手く戦えたかもしれませんが……
リベンジしたかったけど、他のゲームも見たかったので断念。
現状だとわりと地味な印象ではあるのですが、製品版までに色々追加されたりするのでしょうか。
ガンヴォルトとほぼ同期で、しっかり続編を出して続いているシリーズなのでわりと注目はしているんですよね。
ココロクローバーSUN 超古代の侵略者!!
Kokoro Clover SUN - Prehistoric Invaders! on Steam
『ココロクローバー』は前作の存在は知っていて評判も良かったように記憶しているのですが、続編が出るとは知らず、会場で見かけて興味本位で試遊してみました。
実際ゲーム画面で見てみると、本当に良いですねこれ。
アニメーションパートが印象的な作品ですが、線はシンプルながら動きがとにかく良いです。メリハリがあって見てて楽しいしかわいい。
アクションゲームパートは現状かなり簡素な作りでしたが、見る楽しさだけでおつりが出そうでした。
試遊版では新作だけでなく5分ほどの前作のおさらい映像も用意されていました。なんと親切な。
まぁ私はすぐに遊びたかったので新作だけやっちゃったんですけど、あんまり良かったので帰ってからすぐに前作のSwitch版を買っちゃいました。結果的にネタバレを防げてよかったかも。
今やってるゲームが落ち着いたらやってみようと思います。
ココロクローバー シーズン1 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)
Call from the Abyss
今回遊んだ中で一番ポテンシャルを感じたかもしれないのがこちら。
マンタのような姿に変形する潜水服を着て海底を探索する2Dアクションなのですが、マンタモードですいすい泳ぎながら敵に攻撃を引っかけてスタミナを回復していくのが気持ちいいのですよね。
途中でルート分岐があって「下の道に進んで帰ってきたやつはいない……」みたいなことを言われたので即座に下のルートに進んだのですが、『ホロウナイト』の白い宮殿ばりに厳しくてあっという間にゲームオーバーになりました。
回復の仕様なんかも『ホロウナイト』っぽいので影響は受けてそうではありますね。というかよく見たら主人公のデザインもめっちゃ似てるな……
2回ミスしてもう終わりか……と思っていたら「ボス戦をやりますか?」とのダイアログが出てすぐボス戦に入れたので「なんてよくできた試遊版なんだ……!」と感動しましたね。
まぁボス戦でも普通にやられてゲームオーバーになってしまったんですけど、ボロボロだったのにもかかわらず楽しかったので、操作にしっかり慣れればかなり面白いゲームになるんじゃないかと思いました。期待の一作です。
スーパーフックガール ウルトラチャレンジ!!
最後はこれまたかわいい感じのデザインに惹かれて遊んでみた『スーパーフックガール』
全ての操作をマウスのみで行うワイヤーアクションゲームです。
マウスを右に寄せれば右に、左に寄せれば左に向かって移動し、マウスポインタで狙った方向にワイヤーフックを射出する、というシンプルな操作。
なんですけど、シンプルではありつつ思うように動かせないもどかしさと、上手く操作できた時は結構なハイスピードになる爽快感とがクセになる作りになっています。
試遊版では難易度別に3つのステージが用意されており、とりあえず一番簡単なステージを選びましたがチュートリアルもしっかりしてて初めてでも遊びやすかったですね。
調べたところ元はフリーゲームのようですが、壁蹴りや壁走りなどの新アクションを追加して再構成し、Steamで販売する予定のようです。
マウス操作なのでPC以外では出なさそうですが、ちょっと気になる一作ですね。
フリーゲーム版:ニュー・スーパーフックガール[フリーゲーム夢現]