
はい、今年も行ってきましたよ、デジゲー博。
例年はインティ・クリエイツの新作の試遊を目当てに出向くのですが、今年は発売済みの魔女ガミだけだったこともあり、最初はちょっと行くの迷ってました。
エアライダーのおためしもありましたしね。
ただ、『ghostopia』の超水道がグッズの展示や販売を行うということだったので、行ってみることにしました。
エアライダーはどうせ製品版出てから遊び倒せばいいですしね。
超水道ブース
そういうわけで、まず最初に超水道ブースを訪問。
元々超水道のゲームは『ghostopia』しかやってなかったのですが、この時のために昨日今日で『Keep Only One Loneliness』と『short HOPE long Peace』も読んできました。
リリースされていることは知りつつ、なんやかんや勿体付けてなかなか読んでなかったんですが、読んでみるとわりとスムーズに読めて、後味の良い物語でした。
まぁこの辺の感想は後でBlueskyの方で書くとして……
ブースではグッズの他にもポスターサイズの特集記事が貼ってあったり、プロトタイプが展示されていて制作の試行錯誤が垣間見えたりと、既プレイヤーも嬉しい展示内容になっていて良かったですね。
口下手なもので世間話程度のことしか話せませんでしたが、作った人たちと直接言葉を交わせたのも、やはりこうしたイベントの嬉しいところですね。もっと話せばよかったな。

展示されていたグッズの中でも、LEDアートボードもなかなかのサイズ感で存在感ありました。
かなりオシャレで憧れる一品ではあるものの、家に置くとなるとしっかり飾り方を考えた方がよさそう。ちょっと勇気がいりますね。
本のような見た目ではあるものの、別にページをめくれたりはしない……というお話だったのですが、それはそれとして普通にこういう感じで絵本みたいな商品も出して欲しくなっちゃうところではありましたね。かなり質感よさげでしたし。

戦利品のアクリルアートボードはこちら。
CD棚に設置してあります。ちょうどいいサイズ感でお気に入り。
Rebirth Clock
今回は試遊もあまりしていなくて、やったのは3本だけ。
なんですけど、そのうちの一本、『Rebirth Clock』には特に光るものを感じました。
本作は2人の主人公を操作して進む、時間が止まった塔を進むパズルアクション。
白い方のキャラ、「リバリス」は時間を進める能力、黒い方の「クロッカ」はリバリスが進めた分の時間を戻す能力を持ち、この2人の力を上手く使い分けながら仕掛けを解いていくのですが、まぁこれがよくできてるのなんのって。
片方のキャラが時間を操作している間、もう片方のキャラを動かすことができるというシステムと、時間が止まっている間は2人の主人公以外は全て静止していて、時間が動いている時だけギミックが作動したり物体の動きに干渉することができるという、この2つのシステムの掛け合わせが非常に良い個性になっています。
例えば、高所に浮いた状態で止まっているブロックを、時間を進めることで地面に落とし、そのブロックに乗った状態で時間を戻すことで高いところに上ったり。
時間停止中は水も固まっていて水面を歩けるのでその上でブロックを運んだり、あるいは逆に、片方のキャラで時間を動かして水中でも動けるようにし、もう片方のキャラを操作して水中を泳いでいったりなど。
『Touhou Luna Nights』みたいな仕掛けもあるものの、それがよりパズル色の強い謎解きアクションとして構築されており、かなり面白かったです。
試遊にしてはステージ数も多く、思わず熱中してプレイしてしまいました。
ひとつだけすぐにはよくわからなかった仕掛けがあり、あまり試遊台を占有するわけにもいかないので、ブースにいた(多分)制作者の人についヒントを求めてしまったのですが、わかってみると「これはノーヒントで行きたかったな」となる内容で、ちょっと悔しい思いをしました。
それがあったせいか「ちょっと難しかったかも」と仰っていたのですが、たまに難問で詰まることがあるくらいが謎解きゲームとしてはちょうどいいので、これくらいがいいとお伝えしておきました。
思わぬ掘り出し物で、期待の一作がまた増えてしまいました。
公式サイト:Rebirth Clock - siromaru games
というわけで、短めですが今回はこの辺で。